松花堂弁当風、華やかデザート 一口餅や抹茶アイス、彩りよく《公式》
大塚和成です!!
京都新聞
松花堂弁当風、華やかデザート 一口餅や抹茶アイス、彩りよく
四つ切りの箱に、あんこで作った「八幡巻」(左上の区画の右上)などさまざまな甘味が入った「松花堂アフタヌーンティー」=八幡市八幡・走井餅老舗
京都府八幡市八幡の和菓子店「走井餅老舗」が、八幡発祥の「松花堂弁当」の四つ切り箱から着想した甘味セット「松花堂アフタヌーンティー」を考案した。田の字型に仕切った箱に、一口サイズの餅などを置いた。カラフルな見た目で、「インスタ映え」しそうだ。
地震や台風で被害が続いた八幡市を観光客の呼び込みで盛り上げようと企画した。
松花堂弁当は、江戸時代初期の石清水八幡宮の社僧で文化人だった松花堂昭乗が、茶会で使ったたばこ盆や絵の具入れの四つ切りの箱が起源。弁当は市内では、松花堂庭園・美術館内の京都吉兆松花堂店で提供されている。
松花堂アフタヌーンティーは、ゴボウをウナギなどで巻いた八幡ゆかりの料理「八幡巻」に見立てた甘味を、甘く炊いたゴボウやあんこ、まんじゅうの生地で作った。走井餅やういろう、ゆず味噌(みそ)や七味しょうゆの一口餅、抹茶アイスを挟んだ「鳩もなか」、白玉栗ぜんざい、干菓子の計7点を優しい味付けで仕上げた。季節ごとにメニューを変更する予定。
考案した走井餅老舗11代目の井口香苗さん(35)は「八幡や昭乗、松花堂弁当のことを知ってもらい、観光を盛り上げることができれば」と話す。走井餅老舗で、山城産の玄米茶とセットで飲食でき1500円。
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